2011-03-21

The Mystery of CALPICO


 ルピスといえば日本の飲料メーカーであるカルピス株式会社の主力商品である乳酸菌飲料です。日本で育った日本人なら、一度は飲んだことがあるのではないでしょうか?自分の記憶の中のカルピスといえば、親がお中元にもらったビン入りのやつで、当時オレンジ味とかあった気がします。


さて、タイトルでピーンときた人も多いかと思いますが、海外で販売されているカルピス(英語表記はCALPIS)はその名前が”CALPICO”に変更されています。その理由も聞いたことがある人も多いかと思いますが、一般的に広まっているのは次のような理由からです。

・英語圏でCALPISと発音すると、Cow(牛) Piss(おしっこ)→「牛のおしっこ」という風に聞こえてしまうので、「そんなん誰が飲むかーっ!!」となってしまう。

というものです。これはWikipediaにも記載されていますが、真実なのでしょうか?調べてみたら、過去にカルピス本社へメールで問い合わせている方の記事がありました。それによると、

*転載許可をとっていませんので、自分の言葉で書き直しています
まずアメリカで販売する際、名前を調査したら、”CALPICO”の方が発音 がしやすく、親しみやすい響きであることなどから、採用した。同様の理由で、日本と台湾以外のアジア各国でも「CALPICO」を使っている。1967年から現地生産を行っていた台湾では、”CALPIS"が以前から良く 知られており、漢字表記にしてそのまま使用している。ちなみに漢字表記では”可尔必思”となります。

というような回答が返ってきたとのことで、どこにも牛のおしっこに関する記載はされていなかったそうです。ですので、牛のおしっこ説は公式発表はされておらず、説得力が高いながら、うわさのひとつでしかないということがわかりました。 しかしながら、実際問題として、うちのお客様にカルピスとして説明するのはちょっと抵抗があります。実際にローカルの友人に聞いてみると、やはり牛のおしっこ的なイメージが沸くそうで、ちょっと手を出す気になれないとのこと。同様の理由でポカリスエットもアウトなんだとか。

で、うちには日本から来ている日本語版のカルピス(以下、日本缶)と、アメリカから来ている北米版(以下、北米缶)カルピコが同時の存在していたりします。白ベースの背景に水玉模様、青色の波のようなデザインはほぼ同じです。日本缶はカタカナで”カルピスウォーター”と表記され、その下に小さく”CALPIS WATER”と書かれています。一方北米缶ではアルファベットで”CALPICO"の表記の下に小さくカタカナで”カルピスウォーター”と書かれており、カルピ”コ”ではないです。あと、日本缶では名前の右下あたりに、赤丸の背景に"HAPPY REFRESH"と書かれていますが、北米缶ではここが"ORIGINAL FLAVOR|"となっています。うちの店では350ml缶のほか、500mlおよび1.5Lペットボトルも取り扱っていて、オリジナルのほかストロベリー、ピーチ、アロエ、ライチ、マンゴー味があります。缶はオリジナルだけですが、日本缶のカルピスソーダも置いています。

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